シナモンといえば誰もが知っている
スパイスではないでしょうか。
シナモンロールやアップルパイなど
スイーツに使われることで有名ですよね。
甘いイメージがスパイスですが、
実はインド料理にも
欠かせないスパイスです。
今回はそのシナモンについて詳しく解説します。
シナモンの概要
そもそもシナモンとは
どういったスパイスなのかを
お教えしたいと思います。
シナモンとは不思議なもので、
味が3つに分かれるスパイスと
言われています。
その3つの味というのがこれです。
- ほのかな甘さ
- 植物の苦さ
- わずかに舌に残る辛さ
私達がシナモンに抱いているのは、
1つ目のほのかな甘さですよね。
しかしシナモンには苦味と辛味も
同時に備わっているのです。
私も前にシナモンをパウダー状態ではなく、
木の状態で食べたことがあります。
最初は甘いと思って口に入れて味わうと、
辛味と苦味もやってきて
凄くビックリした記憶があります。
この独特の味がシナモンの特徴といえますね。
シナモンは世界で最も古くから
知られているスパイスです。
その歴史はなんと紀元前2000年以上も前。
エジプトでシナモンが
利用されていたという記録があるのです。
日本でもシナモンは馴染み深く、
ニッキと呼ばれて
使われていた歴史があります。
シナモンは全世界で有名なスパイスといっても
過言ではありませんね。
シナモンという植物
シナモンはとある木から採取されます。
その木というのがセイロンニッケイです。
セイロンニッケイは常緑樹で
クリーム色の花が咲くのが特徴の木です。
この木の樹皮がシナモンとなるわけです。
ちなみにセイロンニッケイは
精油(植物が産出する油)にも
効能があります。
殺菌、強壮作用があり吐き気を
治める効果あるので、
すごく便利な木なのです。
シナモンを使う料理
シナモンは砂糖と混ぜて
シナモンシュガーとして使うのが一般的。
お菓子や飲料に欠かせない調味料ですね。
インド料理インディゴではシナモンはチャイに使われています。
スパイスをふんだんに使った
インドの紅茶なので、
ぜひ味わってみてください!