インド料理インディゴの
人気メニューの1つ、サーグカレー。
緑色の見た目からは想像できないような、
コクが深い味が魅力のカレーです。
最初は色で敬遠していたという人でも、
1度食べたらやみつきになってしまった!
という人も多いんですよ。
そんなサーグカレーですが、
あなたはサーグという言葉の
本当の意味は知っていますか?
「サーグ=ほうれん草」といった
イメージがあると思いますが、
実はこれ、大きな間違いなんです!
サーグは本来、菜の花、
または葉菜類の総称という意味です。
葉菜類とは
- ほうれん草
- 小松菜
- チンゲン菜
- レタス
といった葉の部分を食べる野菜の事です。
ヒンドゥー語でほうれん草はパラクといいます。
なのでほうれん草だけを使ったカレーは
本来サーグカレーではなく、
パラクカレーと呼ぶのが正しいというわけです。
インディゴのメニューにある
サーグカレーも全てほうれん草だけを使っています。
なのでサーグカレーと呼ぶとおかしいのでは?と思いますよね。
しかし他のインドカレー店でも
パラクカレーというのは耳にしないと思います。
これには理由があるんです。
端的に言うとサーグカレーと呼んだ方が
日本人の方にとっては分かりやすいのです。
パラクカレーと聞くと
「どんなカレーなんだろう?」と思ってしまいますが、
サーグカレーと聞くとなんとなく
どういうカレーか分かりますよね。
なので日本人の方が分かりにくい名称を使うのではなく、
サーグカレーと名付けてどんなカレーか
分かりやすくしているのです。
恐らくですが最初にインドカレーを
日本で立ち上げた人物が、
サーグカレーと名付けたので
それが全国に普及していったというのが考えられます。
こうした事情があるサーグカレーですが、味
は野菜感を感じさせない風味豊かなカレーです。
種類も豊富で、
- チキン
- ポーク
- マトン
- プロン(海老)
- パニール(カッテージチーズ)
の5種類を用意しています。
パニールについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ食べてみてください!