カルダモンはインドカレーに使われている
混合スパイス、ガラムマサラの
中に入っているスパイスの1つです。
インド料理だけではなく
様々な国の料理でも多様されるスパイスです。
そんなカルダモンの魅力を
紹介していきたいと思います。
カルダモンとは?
カルダモンはショウガ科の香辛料です。
清涼感のある芳香が特徴で、
口に含むとピリッとした辛さと
ほろ苦さも兼ね備えています。
その独特な風味はエスニック料理にぴったり。
インド料理以外にも、
中近東や北欧料理にもよく使われています。
カルダモンの種子やサヤを煮出した
お湯を使って風味付けする
カルダモンコーヒーというものがあります。
これはサウジアラビアといった
中近東でおもてなしとして
出される飲み物なんですよ。
カルダモンの主な栽培地域は熱帯地方。
ですが、その中でも栽培できる地域は
限られているのです。
乾燥工程も複雑なため、
香辛料の中では高価な部類になります。
他の高価な香辛料といえば
バニラビーンズやサフランなど。
どちらも有名なスパイスですね。
なのでカルダモンは、
別名「香りの王様」や「スパイスの女王様」と
呼ばれることもあります。
カルダモンには消化作用や
鎮痛作用もあるんですよ。
カルダモンの使い方
カルダモンは肉・魚料理やカレー、
ソースやドレッシングなど
様々な料理で使うことができるスパイスです。
主な使い方は香り付け。
少し加えただけでも
強い香りを出すことができるので、
風味付けにはピッタリです。
カルダモンを砂糖と混ぜた
カルダモンシュガーというものもあります。
同じような甘いスパイスといえば
シナモンシュガーがありますよね。
カルダモンシュガーも
シナモンシュガーと同じように
手軽で使いやすいのが特徴です。
甘い洋菓子やヨーグルト、
パンにかけるとよく合います。
インド料理インディゴでは
人気ドリンクメニューのチャイにも使用しています。
カルダモンや他のスパイスの甘みを
紅茶で味わう事ができます。
ぜひ飲んでみてください!